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広西チワン族自治区鳳山県で発生した大規模地質災害事故(大紀元資料室)

巨石落下、13戸下敷き=広西チワン族自治区

 【大紀元日本11月26日】11月23日午前11時40分ごろ、広西チワン族自治区河池市鳳山県で、2万立方メートルの大石が崩れ落ち、すぐ下の民家と道路を押しつぶしたため、道路が寸断された。その日の晩8時ごろまでに2人の死亡が確認され、5人が行方不明、5人が病院で手当てを受けている。この事故で13戸が下敷きとなり、トラクター2台、トラック1台とバイク1台も埋まっている。崩れた石があまりに多く、厚く覆っているため被害者の人数及び押しつぶされた車の台数を確認する術がない状態だという。死傷者は増える可能性があるようだ。

 「当代生活報」によると、事故発生地点は鳳山県の県政府所在地から約600mの鳳山-巴馬間の二級道路上で、路面は300mにわたり埋まり寸断されているという。当日の午後12時ごろ巨大な山崩れですぐ下の民家は押しつぶされた。崩れた端では濃い煙が立ちのぼり、恐らく下敷きになった車両が燃えているのだろう。

 ウェイさんという住民の話では、彼の親戚はいつも事故のあった場所にセメントを積んでおり、当日の午前11時35分ごろもトラクターでセメントを運び、車から降ろす準備をしている時に突然頭上から石が転がり落ちる音が聞こえ、あわてて車で逃げようとした。しかし石が落ちてくる速さは車を動かすよりも非常に速く、落ちてきた石で車の中に閉じ込められてしまったそうだ。

 山が崩れたのを知ったウェイさんは仕事の手を止め、すぐに現場に駆け付けた。親戚のトラクター後部が石の外に出ているのを見つけ、すぐに人を呼び無事に助け出すことが出来たという。「石は運転席を突き破ってはいなかった。親戚は割れたガラスで手を怪我しただけだった。病院で検査をしたが問題はなかった」

 住民の羅さんは、今回崩れた箇所は以前、採石場で何年も前に廃止されている場所で、雨が降るとたまに山の上から石が転がり落ちてきていた。しかし、ここ数日雨は降っておらず、なぜこれほど大きな落石が起きたのか思いつかないと話している。


 
(翻訳・坂本)


 (08/11/26 02:28)  





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