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ペスト再発生、黒竜江省数十人入院=中国

 【大紀元日本8月17日】中国青海省子科灘鎮で7月末発生したペスト感染につづき、東北部の黒竜江省伊春市でもペストに感染した疑いのある患者が数十人現れ、現在病院で隔離治療を受けている模様。病院側では、ネズミを媒体とした流行性出血熱と発表。市政府関係者は感染地域に対して、消毒作業を徹底的に行い、同地域の住民にワクチンの接種を実施した。

 RFA放送の報道によると、伊春市金山屯区では、10日と11日に高熱、嘔吐、食欲不振などペストの症状を持つ患者9人が相次いだ。患者の家族・李さんはRFAに対して、「最初に発病したのは従兄など3人で、10日間近く高熱が出て下がらない状態だったので、緊急入院させた。ネズミの多い高山地帯から流れてきた水を飲んだからで、ネズミの山水汚染が原因で、ペストにかかったというのが、病院側の説明だった」と語る。しかし、市政府が病状は出血熱によると説明しているという。

 住民たちの中で、ペストを恐れない者はいない、「区政府幹部、衛生局局長、副局長、病院関係者が感染地域に集まり、大掛かりなネズミ駆除の消毒作業が行われ、住民にワクチンの接種まで実施した。こんなに大きな事件なのに、なぜ情報を公開しないのか、結局何の病気にかかったのか、全く分からない」と不安を示した。

 一方、海外中国語サイト「看中国」の報道によると、同地区400世帯の白山林場では、6世帯の住民が、高熱、嘔吐、全身のだるさといった症状が続いたため、入院しているという。住民・劉さんによると、「地元政府は感染地域への消毒作業を怠っており、無料の医療サービスの提供もない。具体的な措置は一切取られておらず、感染発生の情報まで封鎖している」という。

 7月末、青海省南チベット自治区で発生したペスト感染で3人が死亡。9人の感染が確認されており、その中の1人は危篤状態に陥っている。

(翻訳編集・余靜)


 (09/08/17 14:48)  





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