ドイツ、習主席のホロコースト記念碑視察を拒否 反日に利用されたくないか

2014年03月07日 14時44分
【大紀元日本3月7日】中国政府は習近平主席が今月末にドイツを訪問する際、ユダヤ人大虐殺(ホロコースト)記念施設を視察する意向を示したが、ドイツ政府に断られたという。メルケル政権は中国政府の「反日プロパガンダ戦」に巻き込まれなくないと、ドイツ週刊誌・デア・シュピーゲルは4日付の記事で分析した。

 それによると、ホロコースト記念碑のほかに、メルケル首相は中国政府からのドイツの戦没者追悼施設 「ノイエヴァッヘ」への同行要求も拒否し、「習近平主席が単独で行くことを歓迎する」と一線を画す姿勢を示したという。

 習近平主席は今月末欧州諸国に対して国事訪問を行う予定。中国政府がホロコースト記念碑訪問を希望したのは、「戦争について反省し、謝罪したドイツ」と「過去戦争についての曖昧な態度を取る日本」を公に比較することで、日本にプレッシャーを与える狙いがあるとみられる。

 香港中文大学の日本研究学者、スティーブン・ナジ博士は中国政府の要求に同意すれば日本の不快を買ってしまう恐れがあるため、メルケル首相は微妙な判断を強いられていると述べた。

 ナチスによって大量虐殺されたヨーロッパのユダヤ人犠牲者を慰霊する「ホロコースト記念碑」は2005年5月、ベルリン市の中心部に開設された。

(翻訳編集・王君宜)


 

 

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