中国軍、香港駐留部隊の交代実施 活動家は今週末もデモ計画

2019年08月29日 15時59分

[北京 29日 ロイター] - 中国は29日、人民解放軍の香港駐留部隊の交代を行った。香港では「逃亡犯条例」改正案を巡る抗議活動が続いており、今週末にもデモ行進が計画されている。

中国国営メディアは香港駐留部隊の交代を定期的な入れ替えと伝えている。また、香港に駐在するアジアや欧米諸国の外交官らは部隊交代を予想していた。

ただ、仮に定期交代だとしても、香港市民の間では不安が高まる可能性がある。

昨年の交代時に中国が出した声明では、香港駐留兵と装備品の規模に変更はないとの記述があったが、29日の発表ではそうした言及はなかった。

国営新華社は香港駐留部隊の情報として、中国軍が香港の繁栄と安定維持により大きな「新しい」貢献を行うと伝えた。

専門家は香港駐留部隊の規模を8000人から1万人と推定しており、中国南部の基地と香港域内にある旧英国軍兵舎に分散して配置されているとみている。

中国は香港の抗議活動を非難し、強硬措置を辞さない構えも示している。米英などの干渉にも反発している。

大規模デモを主催してきた「民間人権戦線」は31日に香港中心部の中環から中国政府の出先機関までデモ行進を計画している。警察は29日、デモ申請を却下したが、民間人権戦線は異議を申し立てるとしている。

中国はマカオ駐留部隊の交代も実施した。

※内容を追加しました。

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