THE EPOCH TIMES

「北朝鮮の女性応援団は性奴隷」元音楽団員らが証言

2018年03月01日 16時07分

「北朝鮮では、金政権が世界のすべて。一言でいえば選手も、応援団も、コーチでさえ金正恩の奴隷になっている。欠陥はなく、政権に忠実な人間が選ばれている。早い段階から『調教』されている」。キム・ヒョンス氏は、北朝鮮国営スポーツチームで、スキー選手だった息子とともに2009年に亡命した。キム氏は、脱北者支援組織「ステッピング・ストーンズ」共同代表を務める。

韓国の元諜報員で国家情報当局(NSC)の元代表であるキム・ジョンボン(61)氏は、平昌オリンピックを終え、帰国した選手団の当局による扱いについて語った。キム氏は現在、韓国にある韓中大学校で外交と防衛の講師を務めている。

「選手団らは平壌に戻ったら、街で一番立派な建物を見せられる。つまり、韓国は『素晴らしい国』と思わせないようにするためだ。その後、選手団は政治学校などに入り、1~3カ月の『道徳教育』を施される」

米紙ニューヨーク・タイムズによると、北朝鮮の応援団や選手団は、24時間体制で厳重な監視を受けていた。どこに行ったか、何を食べたか、ホテルの部屋でさえも、当局関係者の監視下に置かれていたという。

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アジア情勢に詳しい政治学者で起業家イアン・ブレマー氏はツイッターで次のように述べた。「北朝鮮応援団のパフォーマンスはすごい。しかし、彼らは犯罪的な政権のなかの人質である。その姿を(平和の祭典である)オリンピックで見るのは、最も胸を痛めることだ」

(編集・佐渡道世) 

※3月2日10時30分 文章に誤訳があり、訂正いたしました。謹んでおわび申し上げます。

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