連戦と宋楚瑜両氏が罠にはまる 中国共産党の世界戦略

2005/05/22 23:00
 【大紀元日本5月22日】中国の招きを受けて、台湾の平和交渉団は次から次へと中国大陸を訪れている。今後は盛んになる一方の様子に、思わず台湾は大丈夫かと冷や汗をかいている。

 中国共産党は世界に向けて設けた大きな罠に、これほど多くの人が自ら罠に向かって飛び込んで行くとは、本当に悲しくてたまらない。いつか、陳水扁総統もあやふやになり、その落とし穴に嵌ったら、それこそ、台湾の自由民主が全面的に崩壊する。

胡錦濤・総書記は台湾カードで政局打開を狙う
 
 ちょっと前までに、中国共産党は安価な労働力で外資系を引き入れ、少し元気をもらった。しかし、経済には経済の規律がある。背後で利益を山分けし終わったら、必ずぼろが出る。『九評共産党(中国共産党についての九つの論評)』、「共産党脱党」の動きを加え、至る所に危機をはらんでいる中国共産党は、息切れしそうになった。

 胡総書記が登場し、乱脈を極めた政治と社会に直面した当初、各部署の執行能力を向上させる政治目標を上げた。実質上、中国共産党の独裁政治を強化させることを意味する。独裁政治を強化させる、すなはち、中国共産党自身が合法性、権威性を持つことを認めてもらうことである。即ち、あらゆる人から認めてもらい、人気を高めることである。

 善良な台湾の人々は中国共産党の本質を知らないのをいいことに、解決を急ぐ中国共産党は罠を設け、平和交渉の計略を企み、台湾の人々を騙し、大陸へ次から次へと招き入れた。彼等に芝居を演じさせて、大陸の人々に見せ、台湾の人々に見せ、そして、世界の人々に見せるためである。

 大陸に一旦足を踏み入れれば、それこそ中国共産党が密に計画された謀略に引っかかってしまったということだ。罠にはまった餌食を目立たせ活躍させて、気持ちの良さに陶酔している内に、中国共産党の言いなりにさせる。更に、歓迎を演じる大勢の観衆を集め、あなたを感動させ、涙と情けをさらけ出させる。何故なら、中国共産党はあなたの「精気」をもらうのが目的だからだ。

中国共産党は元気が欲しい、精気を求める悪霊

 勿論、連戦と宋楚瑜両氏は「九評」や「脱党」について、話題を提起すれば、歴史に名を残る可能性も考えたい。がしかし、両氏は自由民主の台湾においても、その言葉を口に出す度胸すらなかった、ましてや大陸の独裁下では、言えるはずがない。彼等曰く、ややこしくしないためである。「中華民国」でさえ、正々堂々と言えなかったのだ。連戦と宋楚瑜両氏の中国への旅は実質上、上流階級の人質の旅、あるいは、上流階級の操り人形の旅である。

 これら台湾の高官等はまるで初めて雪を見たかのように、興奮してはしゃぎまわり、持ってきた平和交渉の計画を実行した。しかし、中国共産党の腹黒いヤクザにして見れば、彼等の計画は小学生が考えたような計画だ。それに対して、彼等は腹を抱えて大笑いしたのだ。

 中国共産党に統治された中国の人々は、中共が人々に注ぎ込みたいものは、耳にたこができるくらい、よく聞かされよく知っている。人々は党文化の全ての思想論理を完全消化し吸収している。更に、これらの論理は、人々に統一思想を持つように導いている。台湾問題は中国の人々にとって、中国共産党と同一の考えであるからにして、台湾の野党のリーダー等が大陸で何回か行った講演で、中国の人々の理論思想を変えられることはできるはずがない。

 中国共産党は、もとから台湾を重視したことはなかった。中国共産党にとって、台湾は一枚のカードに過ぎず、地域意識や人情などないのだ。この点を、台湾の人々ははっきりと認識すべきだ。

 中国大陸の警察が「連戦が投降に来たのだ。宋楚瑜が投降に来たのだ。陳水扁もそろそろ投降に来るのだ」と叫んだ言葉に対して、反対する人は決していないのだ。何故ならば、中国人の思惟は党文化の論理に従っている。中国共産党の思想論理は至って簡単。要するに、中国共産党は国民党を投降させた。共産党は、やはり凄いという論理だ。

 連戦と宋楚瑜両氏が中国共産党のために元気をもたらしたと言っても過言ではない。中国共産党は国内外において、全ての手を尽くし、「台湾人が中国共産党を承認するために来たのだ」と大々的に宣伝した。中国共産党はやりたいことに対して、どんな嘘をついても必ず成功させ、目的を達成する。

 中国共産党の嘘をつく手段は、世界に比敵する者はいない。法輪功は公に伝えられて7年に対して、中国共産党は2ヶ月で全世界の人々が法輪功を恐れるようにしたのだ。弾圧開始以降の5年間、法輪功学習者達が真相を伝え続けて来た今でも、法輪功の言うことなど聞こうとしない人が未だにいると中国共産党が自慢するほどだ。

中国共産党を味方にすることは、その延命を助けることになる
 
 今回の台湾一行の訪中は、実質上、中国共産党を味方にし、中国共産党の延命を手助けしたことになる。しかし、そうであれば、訪中した一行は悪事を働く中国の共犯と見なされてしまうのだ。更に、現在も続いている法輪功に対する人権弾圧について、彼らも責任を問われるべきだ。何故なら、中国共産党は彼等から得た元気を使って、再び無実の人々に対して弾圧と迫害を続け、犯罪を続けるからだ。

 訪中する一行は共犯者と呼ばれても、おかしくもない。天が中国共産党を滅すときに、共産党を追随する仲間や脱党していない人が全員、この災難から逃れられないことは誰もが知っている。自ら共犯になった以上、滅される者の随行者として滅されても当然である。

 台湾から大陸へ向かう平和交渉団(共犯者)が続々と出てきているそうだが、愚かな人々よ、犯罪の共犯者になる前に、再三熟慮せよ。

中国共産党は孤立を恐れる

 中国共産党は悪霊であり、何かに取り付かなければ解体してしまう。

 台湾では、中国共産党に対して反対する戦略を取りながら、戦術に於いて、平和交渉をするやり方があるという。世界中の国々は平和交渉をし、発展について話し合ったりしているから、中国共産党に対しても平和交渉はできるのだという。しかし、世界中の国々と平和交渉ができても、中国共産党だけとは断じてだめなのだ。なぜなら、対話に加わった者は必ず不運に見舞われる。

 原因は至って簡単だ。中国共産党は正常な政党形態ではなく、何かにひょう依しないと存在できない悪霊なのだから。

 第二次世界大戦でファシズムが崩壊した。数十年間の冷戦後、東ヨーロッパの共産党体制も崩壊した。しかし、ファシズムは実際には崩壊していないのだ。ファシズム全体主義、共産党独裁、現在のテロリズムを加えて、全てが黒い性質のものである。これらの黒い性質のものは中国共産党に吸い取られている。そして、変幻自在の悪質本性を持つ中国共産党を作り上げた。ここでは決して、原則がなく、信用がなく、恥知らず、偽装欺瞞を得意とする中国共産党の悪口を言っているのではないのだ。中国共産党はもともと、このような本質を持つ悪霊なのだから。

 故に、正常な人々は「談話」、「交渉」の裏には「誠意と信用」があるからこそ、平和交渉が有意義になり、良い結果を結ぶという。しかし、中国共産党との交渉はまるで麻袋で空気を詰めるのと同じだ。全く両極端の考えであるからには、話にはならない。

 「中国共産党と平和交渉」をすることは、よく言えば、中国共産党の人質又は操り人形になるために、行う交渉である。中国共産党にやられた後に、パンダをプレゼントされるだけなのだ。中国共産党にとって、失うものはせいぜい一匹のパンダだけなのだ。

 中国共産党という悪霊は人間の私心、利益、利権を利用し、人々をしっかりと縛り付け、言いなりにさせる。その上、中国共産党の人を追い込む手段は極めつけである。許文龍さんがいい例だ。連戦と宋楚瑜両氏も同様。この点において、米国も含め全世界の国々は用心すべきだ。

 焦り出すと、それにつけこまれて中国共産党に利用される。例えば、ドイツとフランスは米国に対抗意識を示した突端、中国共産党に利用された。米国は北朝鮮の核実験を憂慮していることを知り、中国共産党は早速米国を締めつけ、最終的に、米国が中国共産党と平和交渉させるために、陳水扁総統を呼び出した。自由民主である台湾を中国共産党の共犯にしてしまった。これは冗談にならない冗談だ。米国は形を変えて台湾を売ったようなものだ。米国も中国共産党にだまされて頭がどうかしたのだ。

『推碑図』より神の予言

 それでは、どうすれば良いのか?決して、中国共産党に接近してはならない。

 個人、国家、政党が正しい心で、全てを正しく行うことである。台湾は台湾であるべき行動をし、米国は米国であるべき行動をする。中国共産党はゴミと見なし、見る必要もない。全世界の国々と人々が自ら正しくしていれば、中国共産党は自滅する。そうなった時に、世界中のあちこちで起きている厄介なことは、本来はなく、原因は中国共産党が世界に向けて延々と毒素を放っていたことがやっと分かる。

 抜本塞源。抜本的な措置を講じてこそ様相を一新できる。個人の好き嫌いでことを決めてはならない。真に台湾のために思っていれば、次の予言をよく考えるがよい。

 明の時代の『推碑図』に神の意志記してある。「金鶏少一腿、一直台不随」。中国の地図は金鶏の形をしており、片足しかない状態だが、台湾が大陸に付くと両足になる。しかし、中国共産党が滅される前に一緒になってはならない。つまり、「統一を求めるならば、悪人を先に滅す」。これは神からの戒めである。この点について、蒋中正(蒋介石)前総統がしっかりと神の戒めを守り、台湾をも守った。

 しかし、悪霊が消滅される前に、自ら訪れ、悪霊を礼拝したものは、将来の神の審判に際して、裁かれるのを悔やむばかりだろう。

(本文は筆者の個人観点による陳述である。)

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