塩崎恭久官房長官は午前の記者会見で、北朝鮮が同国の核問題をめぐる6カ国協議への復帰を表明したことについて、「これまで北朝鮮の6カ国協議への無条件復帰を一貫して強く主張してきた」とし、「日本の基本的な考え方に沿ったものと歓迎したい」と述べた。ただ、開催時期などはまだ決まっていないとしている。
塩崎官房長官は追加的な制裁措置について、北朝鮮が国連安全保障理事会の決議や昨年の6カ国協議の共同声明に盛り込まれた核開発の放棄を守ることが大事だとしたうえで、「(それらを)守るかどうか分からない間は、粛々(しゅくしゅくと)と決めたことをやる」と述べた。また、6カ国協議に先立ち、関係各国と緊密に協議していく考えを示した。
朝鮮中央通信によると、北朝鮮外務省報道官は1日、「DPRK(北朝鮮)は、6カ国協議の枠組み内で、米国と金融制裁解除について協議するとの約束を踏まえ、協議への復帰を決めた」と述べた。
ブッシュ米大統領は31日、北朝鮮が6カ国協議への復帰に合意したことを歓迎していると述べるとともに、国連安保理の制裁決議が確実に施行されるよう、地域に担当者を派遣する意向を示した。大統領は記者団に対し「やらなければならないことは依然多く残っている」と述べた。そのうえで、6カ国協議再開合意にこぎつけた非公式会合を促した中国に対して感謝の意を示した。
[東京 1日 ロイター]
(06/11/01 15:08)
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