中国人エンジニア、産業スパイを認める=米国

2007年08月04日 07時45分
 【大紀元日本8月4日】米国検察側が明らかにしたところによると、カナダ籍中国人エンジニア孟暁東容疑者(42) =カリフォルニア州在住=が、米軍事訓練ITソフトを盗み、中国海軍へ販売しようとする企みを認めた。罪が確定されれば、孟容疑者が米国における産業スパイ罪で刑を言い渡される3人目になる。

 AP通信社によると、カリフォルニア州サンホセ検察側は、孟容疑者は1日にサンホセ連邦裁判所の法廷で、自らが盗んだITソフトを中国海軍研究センターに転売する企みを認めた上、米武器輸出管制規定に違法し、訓練戦闘機操縦者使用のITソフトを輸出する罪も認めたという。

 孟容疑者は最高2年の有期懲役および150万米ドル(約1億8千万円)の罰金に処される可能性がある。裁判所は来年1月に判決を下す予定でいる。孟容疑者は50万米ドル(約6千万円)の保釈金を支払い自宅で召喚を待機しているという。

 孟容疑者は昨年12月に検察側に提訴されたときに、同容疑者が元勤務先サンホセ・クァンタム(Quantum3D)社からITソフト暗号を盗み、タイ皇室空軍、マレーシア皇室空軍および中国の海軍訓練センターへの転売を企んだことを含み、検察側から挙げられた罪名は36項目にも及ぶ。

 米司法当局は、中国・イランなどが科学技術や軍事の発展を目指していることから、シリコンバレーは産業機密窃盗活動の温床になったと指摘した。

 しかし、産業スパイ罪を実証するのは難しいことから、提訴された産業スパイ活動に参与する多くの者は、最終的には産業機密窃盗の罪に問われるだけだった。

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