【大紀元日本1月23日】中共外交部は1月22日の定例記者会見で、オバマ大統領の就任演説内容から敏感語を削除して報道した検閲事件について質問された際、中国のメディアには編集の自主権があるとコメントした。
AFP、ロイター通信などの外電によると、22日の中国外交部定例記者会見に出された最初の質問は、その前日に行われたオバマ大統領就任演説に関する中国各メディアの検閲報道についてだった。
21日午前に行われたオバマ大統領就任演説を、中国中央テレビ局は、1分遅れの「中継」で放送した。しかし、演説中の「ファシシズムと共産主義への抵抗」および「異議者に対する抑制」の2箇所の通訳がカットされ、放送が一時中断された。また、新華社およびすべてのニュースサイトに掲載された演説原文の翻訳からも、「共産主義」が削除され、「腐敗者が異議者に対する抑制」を言及する段落も丸ごと削られた。
姜瑜報道官は、同事件に関する記者の質問について、良く知らないと答える一方、中国のメディアには自主的な編集権があるとコメントした。
また、次の質問でオバマの演説に関する中国当局の反応が聞かれた。姜瑜報道官が、オバマの外交政策が世界の安定と発展に有益であるように「希望している」と答えた。
外電が報道した一番目の質問およびそれに対する姜瑜報道官のコメントは、中国外交部と各ニュースサイトが掲載した同記者会見の記録にはなく、またも削除されたようだ。
同記者会見で出されたもう一つの質問で、オバマ大統領が表明したグアンタナモ収容所の閉鎖に伴う中国国籍ウィグル人20名の釈放が米中関係に与える影響ついて、姜瑜報道官は彼らはテロリスト組織メンバーと指摘し、中国への即時返還を強く求めた。
(報道・肖シンリ)
(09/01/23 15:11)
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