THE EPOCH TIMES
伝説の仙人

呂洞賓が受けた10回の試練

2018年02月28日 22時00分

試練その7

 呂洞賓が街で銅器を買って帰ると、その銅は全部金だと分かった。呂洞賓はすぐ銅器を売っている人を見つけて返した。

試練その8
 ある瘋癲のような道士が、市場で薬を売っており、「この薬を飲んだらすぐ亡くなり、転生して得道できる」と話していた。10数日を経ても、その薬を買う客はいなかった。呂洞賓がこの道士の薬を買うと、道士は「速やかに死の支度をするが良い」と話した。呂洞賓はこの薬を飲んだが、何も起こらなかった。

試練その9
 呂洞賓が客船に乗って河を渡っていると、河の水が急に氾濫し、風も波も急に激しくなった。乗客はみな恐怖に陥ったが、呂洞賓は穏やかに座ったままで、全く様子を変えなかった。

試練その10
 呂洞賓が密室で一人で修行していたところ、突然、目の前に無数の化け物が現れ、殴りかかって彼を殺そうとした。身体が血だらけの一人の鬼みたいなものは、「あなたは前世で私を殺した。今日その借りを返してくれ」と泣きながら、呂洞賓を責めた。呂洞賓は「人を殺したならば、命で償わなければならない」と話し、刀を探しに行って自殺してその命で返そうとした。すると急に、空中に大声が響き渡り、化け物たちは一瞬のうちにすべて消えた。

 その後、鍾離権が現れて、「私はあなたを10回試したが、あなたはすべて心を動じさせることなく乗り越える事が出来た。必ずや仙人に成就することができるだろう」と話した。その後400年間、呂洞賓は世の中に現れたり消えたりした。宋徽宗は政和年間に、呂洞賓を「好道真人」と封じた。
 

(従真)

 

 

 

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