イスラエルは25日の閣議で、占領地のヨルダン川西岸に治安対策名目で設置している道路上のバリケードを一部を撤去することを了承した。関係筋は、パレスチナ自治政府のアッバス議長を支援する狙いがあると指摘している。
パレスチナでは、アッバス議長が評議会選の前倒しを発表したことを受け、議長の支持母体ファタハとイスラム原理主義組織ハマスの対立が強まっており、米欧諸国は、アッバス議長を支援する対策を講じるようイスラエル側に求めていた。
複数の関係筋によると、イスラエルはパレスチナ囚人の一部解放についても今週中に閣議了承する可能性がある。
今回イスラエルが撤去を承認したバリケードは27カ所。アッバス議長の側近によると、ヨルダン川西岸にはこうしたバリケードや検問所が約400カ所ある。
[エルサレム 25日 ロイター]
|