新年祝賀祭尼崎公演:アジア巡回公演開幕、巧みな演出で観客を魅了

2007年03月11日 20時00分
 【大紀元日本3月10日】欧米社会を魅了した全世界華人新年祝賀祭は10日午後2時、関西・尼崎市アルカイックホールでアジア巡回公演の幕を開けた。優美な舞いと美しい音楽、静と動の巧みな演出、彩り豊かな衣装と旋律の美しさの調和で観客の心をつかんだ。演目が進むにつれて、舞いを演じる出演者らのゆっくりとした、容易に見える動きの中に弛みない訓練のたまものと、鍛え抜かれた身体の練磨が基本になっていることに気がついた観客は、盛唐文化の神髄の再現に賞賛と感動の拍手を惜しまず送った。

 大阪大学名誉教授の畑田耕一氏は、「目から入ってくる色の美しさと耳から入ってくる音が非常によく合っていた。とりわけ、チベットの踊りと平和と信仰の話(『帰位』)がすばらしく、ことばはわからなくても、劇を通して伝わってくるものがあり、最後に希望が持てて終わっているのがよかった。また、ソプラノとアルトの歌もよかった。どの国の人が聞いても通じるものがあったが、特に中国語に非常によくマッチしていたように思う」と感想を語った。

 
大阪大学名誉教授の畑田耕一氏

宝塚歌劇団の渡邉武雄名誉理事は、「全体的に美しく、演目の展開もすばらしい。踊りの動きは日本人にできないもので、感動した。美しい民族衣装は参考になり、民族の多様性もわかった。最後の太鼓の演技も感動的だった。来年もあるなら是非知らせてほしい」と感想を語った。

 
宝塚歌劇団の渡邉武雄名誉理事

京都大学で外科医学を研修しているエジプト人男性は妻とともに鑑賞した。公演は中国の友達に教えてもらったという。「中国の伝統文化には以前から関心を持っていた。すべての演目がすばらしかった。エジプトでも公演してほしい」とうれしそうに話していた。

 
エジプト人夫妻

ラジオ関西の古川潤社長は「中国は少数民族が多く、その衣装の多様さには目を見張るものがある。チベット民族やモンゴル民族の特徴ある衣装に特に注目した。今年9月に神戸で、華僑の人たちが参加する『華商大会』の誘致が決定した。テーマ委員の一人として、今日の民族衣装のデザインはとても参考になった。最も印象に残ったシーンは、オープニングの『創世』のパッととにかく明るい、おだやかな始まりのシーンだった」と語った。

 
ラジオ関西の古川潤社長

日本で舞台監督を務める伊藤精一氏は、デジタル・スクリーンについて「映し出されたものが動くというのはめずらしい。画期的なものだと思う。ダンサーの身体能力には驚いた」と感想を語った。伊藤氏は、14日の関東公演の舞台監督を務める。「今日の公演を参考にして、関東ではさらに良い公演にしたい」と意気込みを語った。
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