英政府:中国の生体臓器摘出問題に関心寄せる

2007年09月18日 09時09分
 【大紀元日本9月18日】国際社会は、中国国内で発生している生体臓器摘出問題に関心をよせつつあり、多くの民衆が、それぞれの政府に対して中国の人権迫害に関心を寄せるよう呼びかけ始めた。英国ケンブリッジに在住するアレズー・ミラフタビさんは昨年、英エリザベス女王にこの件について、書簡で質問した。これに対して、エリザベス女王は、中国の人権問題に関心を寄せているとし、英外務省が同件に関する対処の回答内容を添付した。

 英外務省はミラフタビさんに宛てた2006年10月5日付けの返信の中で、英政府は中国国内で起きている生体臓器移植問題について、厳重に注意していることを示した。また、中国では毎年60万人が臓器移植手術を必要とするが、伝統的習慣の影響で、臓器不足の問題は存在しており、これに対して、中国政府は死刑囚および臓器売買により、臓器を確保していることを承知していると明らかにした。

 返信では、2006年4月7日に、当時の外交貿易部長官アイアン・ピアソン氏が、すでに中国政府が死刑囚から臓器を摘出したことに対して質疑し、中国政府へ民衆のタブーを打破し、臓器提供を勧めると同時に死刑制度を見直し、最終的に死刑を無くすよう呼びかけたことに言及し、さらに、過去において英首相が訪中時、中国人権の改善および政治改革を促し、英政府は何度も中国に対して人権問題を提起したと示した。また、英政府は今後も各種機会を利用し、中国政府と人権問題について討論し続けると示した。
英政府外務省は、中国国内で発生している生体臓器摘出問題を非難した(ページ2)


英政府外務省は、中国国内で発生している生体臓器摘出問題を非難した(ページ1)



 返信の中で、温家宝・中国首相が訪英時に、英政府が関心を寄せている中国国内で監禁された人々のリストを提出させ、早期解放を中国政府に呼びかけたと明らかにした。リストの中にはこれまでに法輪功学習者を弁護して来た人権弁護士・高智晟氏の名前も掲載されていた。

 アイアン・マッカートニー長官が以前訪中したときも、中国の人権問題を提起した上、英政府が関心を寄せていることを中国大使館に書簡を宛てた。

 情報筋によると、2年に1度の英中人権対話において、英政府は細部にわたり中国政府と話し合ったという。前回の対話の中で、英政府は生体臓器摘出問題を提起し、英政府が特に人権に関心を寄せている個別事案を提出したという。
英外務省からの回答書簡





 
(記者・李紅英、翻訳/編集・余靜)


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