【バンクーバー通信】芸術の秋、ストリート・バナー

2007年10月10日 01時00分
 【大紀元日本10月10日】先日ダウン・タウンでバスを待っていた時です。ふと何気なく上を見上げると上の写真のバナー。なんで今まで気がつかなかったんでしょう。この絵は「きもの」のモチーフ。

 実は、バンクーバーのストリート・バナースは50年くらいの歴史があるのです。一番最初は1958年のブリティッシュ・コロンビア(BC)州100年を祝う催し物の一つとして発案されました。

 この時、結構斬新なアイディアもあったようです。例えば、25mの高さのpylon(高圧電線を空中で繋ぐ電柱/鉄塔)を4箇所くらいでしょうか?立てて、この「空飛ぶ竜のストリート・バナー」という鯉のぼりのような竜を棚引かせたモノ?説明の文を読むと1kmくらいの範囲になるのです。まあ、あの頃はまだ、高層ビルがなかったのでこういうことが出来たのでしょうが、写真を見てみたいものですね。想像もつきません。でも市役所がスト中なので無理のようです。

 この49年間に、カナダで有名な建築家やアーティストたちが、この「ストリート・バナー・プログラム」に参加してきています。

 それと、この「ストリート・バナー」は元々はヨーロッパあたりから始まった物ですよね。でも、「他のカナダの都市やアメリカのバナーは皆んなバンクーバーからヒントを得て、まねをしたんだ。皆んなバンクーバーがうらやましいんだ」とバンクーバーの市役所のウェブ・サイトには書かれています。

 まあ、それは頷けなくもないですけど、、、。

 この「ストリート・バナー」には目的に応じた5つの種類があります。

(1) サマー・アニュアル・シティー・バナー・プログラム

 これは毎年、夏の6月から10月に展示されるモノで、今年は日系3世のノーマン・タケウチ氏の作品が選ばれました。終了後はユニセフの店(バンクーバー市内)に寄付され、バナーの収集家などの興味のある人が買います。あなたも買えます。(Tel:1-604-873-3666)

この「きもの」のモチーフは3種類あります。(大紀元)

(2) ビジネス・インプルブメント・アソシエイション(B.I.A.)バナース


 商工業を改善、向上の促進のための協会のバナーです。大体の場合は常時用です。費用ももちろん、B.I.A.提供です。

グランビル通り南―高級な雰囲気のお店が並ぶこのエリア(大紀元)

DT、ロブソン通り、ピンク・リボンのバナーが鮮やかですね(大紀元)

イェルタウン、バンクーバーのソーホーって感じ(大紀元)

ギャスタウン、観光客でにぎわうエリア、レンガの建物が多い(大紀元)

DT、グランビル通り、現在はちょっと廃れた感じのあるエリア(大紀元)

おっとりとお上品な感じのこの10番通りエリア(大紀元)

(3) ユーザー・グループ・プログラム


 年間又は、一回限り。別名:Non-B.I.A. 大体の場合は10月から5月にかけて設置される。

BCプレース、スタジアムのエリアのバナー(大紀元)

子供達の願いをかなえる基金のバナー(大紀元)

BC州で認定された古い建物があるエリア、このバナーの後方にマリーンビルという名の建築がある(大紀元)

グランビル橋に飾られたアート・ギァラリーのバナー(大紀元)

10年目を迎えたセント・ポール病院の「希望の光」プログラム(大紀元)

(4) ネイバーホッド・ソサエティー・バナース


 たぶん、ダウン・タウン周辺とかじゃない地区の商店街などの美化・促進のためのモノ。

(5) フラッグ・アイランド

 12本の柱から構成されたエリア。バンクーバー市内に7箇所あるそうです。

 
ビーチ通りに面したエリア、天気の良い日でしたが風が強い(大紀元)

どうでしたか~。楽しんで頂けましたでしょうか。バナーにも色々な用途があり、デザインとも色とりどりあるんですね。あの「きもの」のバナーを「のれん」にしたり、窓のカーテンにしたら面白そう。

 10月に入って、ついに雨のシーズンに突入したバンクーバーですが、日本の皆様にはまだまだ、スポーツの秋、食欲の秋や読書の秋、そしてワインを楽しむ秋もお忘れなく。

(記者=春馨)

関連キーワード
^