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豪州のスミス外相(ROSLAN RAHMAN/AFP/Getty Images)

市長・記者クラブへの相次ぐ圧力に、豪州外相が中国を非難

【大紀元日本8月14日】「世界ウイグル会議」議長ラビア・カーディル氏は8月11日、豪州記者クラブで記者会見を開き、記者会見の模様はインターネットでも同時中継された。中国政府が、同記者会見を中止させようと記者クラブに圧力をかけたが、失敗に終わったことが判明。豪州のステファン・スミス外相は、「中国政府は自己の意見を発表する権利はあるが、礼儀正しく適切に行うべき」と強調し、中国大使館に自粛を求めたと述べた。

「ラジオ・オーストラリア」の報道によると、カーディル議長に関するドキュメンタリーをメルボルンの国際映画祭に上映させないように、中国政府がメルボルン市長に圧力をかけたという報告を受けての外相の行動。一方、オーストラリア緑の党ボブ・ブラウン党首は、豪州での言論の自由を他国が抑圧する企みを政府は許してはならないとし、「豪州の民主主義の権利と自由を守る政府が必要であり、中国当局の恐喝に屈服するような政府は不要」と強調した。ブラウン党首は、カーディル氏の記者会見やドキュメンタリーの上映を阻止しようとした中国当局を、豪州政府は厳しく非難すべきだと主張した。

一方、豪州記者クラブの執行総裁モーレス・ライリー氏は、「記者クラブと理事会は、クラブでの会見や演説に対して外部の影響は一切受けない、という方針を40年間守り続けている。もちろん、我々の決定に対して異論を持つ人々も尊重する。」と中国当局の圧力を拒む姿勢をほのめかせた。

(翻訳編集・余靜)


 (09/08/14 23:23)  





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