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官僚から譲りうけた月餅からお金が・・・(ネット写真)

贈答シーズン 中秋節の月餅からお金が・・・

 【大紀元日本10月6日】

 旧暦の8月15日は中秋節とよばれ、春節に次ぐ伝統的な祭日。満月を愛でながら家族円満を祝う日で、「月餅(げっぺい)」というお菓子を皆で分け合って食べる。最近では、贈答品としての位置づけが高まり、シーズンになると豪華なパッケージに包まれた月餅が、所狭しと店頭に並ぶ。

 広州のネット記者・石金泉は、最近知り合いになった地方政府の官僚から月餅を2箱もらった。中秋節の前になると、官僚たちは食べきれない程の月餅を受け取るため、人に譲るのはめずらしくない。ある日、石記者が譲り受けた月餅を食べようとしたところ、びっくり仰天。なんと、中から人民元の札束が出てきたのだ。甘い餡がくり抜かれ、お金が入れるという手の込みよう。よく観察すると、4個入りの月餅はすべて割れ目があり、中身は全部、札束だった。一箱あたり、4千元(約5万2千円)。もうひとつの箱にもお金が入っているとふんだ記者は、月餅を開封する一部始終を写真におさめ、自身のブログで公開した。

 伝統的な贈答品として定着している月餅は、一方で賄賂の温床となっている。純金や真珠のネックレス、高級ブランデーなどをセットにした豪華版の月餅が流行しているが、現金をそのまま入れるという手法もあるようだ。もらった人が気付かず、他へ流れてしまえば贈賄者の努力も水の泡だ。

中がくり抜かれ、お金がはいっていた月餅(ネット写真)

ひとつの月餅につき千元(ネット写真)

(翻訳編集・田中)


 (09/10/06 12:00)  





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