【大紀元日本10月31日】環境汚染問題に関心を持つ福建省のネットユーザー・郭宝鋒さんはこのほど、友人と共に中国の汚染地図を作成した。中国の写真家・盧広氏が米国でユージン・スミス賞を受賞した『中国の汚染に関心を』という写真のシリーズに感銘を受けての行動である。
郭さんと数人のネットユーザーは、Googleマップの技術を使って作成した地図に、盧氏が撮影した場所、写っている地点を標記した。また、郭さんは友人が以前作成した中国ガン村の地図を、自分が作成した地図と重ねて確認したところ、ガン村と汚染のあった場所の位置が非常に近く、同じ地域に集中していることを発見した。中国の汚染が最も深刻な地域と、疾病発生地域の関連性を否定することはできないと郭さんは考える。
中国のブログ名「老虎廟」の管理人は、現在中国経済の急速な発展により、多くの地方で汚染が引き起こされていると話す。また、政府側には「発展には損失がつきもの」という認識があり、一般的にもこのような考えが広がっているが、これは間違っていると主張する。
中国大陸ではここ数年、環境保護を求める大規模な活動が何度か行われているが、すべて中国当局により弾圧されている。昨年5月、約200人が四川省成都市でウォーキング抗議を行い、現地の大型石油化学工場の建設に反対した。この抗議活動のリーダー、陳雲飛氏は拘留され、留置期間中に虐待を受けている。四川の著名な作家である冉雲飛氏によると、当局は依然として石油化学工場の建設を続けており、環境保護活動家は皆、弾圧されたという。「(建設は)現地の財政、GDP、政府職員の地位を左右する。職員は栄転のため、民衆の利益を後回しにして、計画を強行している。つまり、政府職員の傲慢さが汚染をもたらしている」と同氏は指摘する。
当局の弾圧を受けやすい従来の抗議活動と違って、郭さんらが制作した汚染地図は、世間の注目を集める新たな手段として期待されている。
(報道・RFA駐香港記者、翻訳編集・坂本)
(09/10/31 05:00)
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