【大紀元日本9月22日】中国官製報道機関新華社のネット・サイト(Xinhua.net)は、パソコンの検索・阻止・防御するセキュリティ対策製品を持つ専門企業マカフィー株式会社(McAfee)に、もっとも安全でない「レッド・ゾーン」にされた。マカフィー社は、新華ネット・サイトに多くのアドウェア(※1)、スパイウェア(※2)、不審なプログラムがリンクしていることを指摘した。
マカフィー社の「サイト・アドバイザー・ツール」による測定結果は、新華ネット・サイトは利用者に少なくとも4つの不審プログラムをインストールしようとしていることが分かり、新華ネットサイトを最も安全でない「レッド・ゾーン」として認識した。
マカフィー社によると、そのうちの一つのプログラムは、フラッシュ・ゲット(003.Exe)の実行ファイル。そのファイルを実行してしまうと、利用者のパソコンに3つのプログラムを埋めさせ、それによって利用者のパソコンを自動的にほかのネットへリンクさせることができる。 また、利用者のパソコンの設定を自動的に変え、小さいツールバーをブラウザーにつけることもできる。しかしサイトの利用者はこれらの不審プログラムを発見し難いという。
これらのプログラムはアドウェアに似ており、つまり、小さいソフトウェアだけでパソコン利用者の行動や個人情報などを収集し、プログラムの作成元に送られる。アドウェアはウイルス、ワームのようなパソコンに危害を与えるものに属さないが、マカフィー社はパソコンのセキュリティおよび個人情報を保護する必要のある利用者に対して、新華ネット・サイトにあるアドウェアソフトに注意するよう呼び掛けた。
「中国(のサイト)は深刻な問題がある」、マカフィーの研究アナリスト、シェーン・キーズ氏が、スパムメール、有害なプログラム及びダウンロードにおいて、中国のサイトはインターネット世界で最も危険なゾーンであると話した。
これらのサイトの中、特に注意すべきなのは政府のニュースサイトであるという。ブログ記者デービッド・サルノ氏は「ロサンゼルス・タイムズ」紙で発表した記事で、マカフィー社の「サイト・アドバイザー・ツール」を使用して世界最大手ニュース報道30社のネット・サイトを検索した結果、中国当局の「人民日報」だけが、イエロー・ゾーンの警告にマークされ、他の29社のサイトには警告は出なかったと報道した。
※1ユーザーの画面に強制的に広告を表示させる代わりに、無料で利用できるソフトウェアである。ソフトウェアの操作画面に直接広告を呼び出して表示するものや、ウェブ・ブラウザに「寄生」して一定の間隔で広告ウインドウを表示させるものなどがある。
※2スパイウェアとは、他人のコンピュータに入り込んで、そのユーザーの個人情報を潜入調査し、その結果を第三者に転送するプログラムのことを指す。最近は、アドウェアとスパイウェアの機能を組み合わせて、ユーザーにはアドウェアであることもスパイウェアが組み込まれていることも伏せた形で、他人のパソコンに勝手に入り込むケースが急増している。(IT用語辞典)
(翻訳/編集・余靜)
(08/09/22 06:16)
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