■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/05/html/d53771.html



盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領の逝去を伝える韓国のテレビ(AFP)

韓国前大統領、山で飛び降り自殺

 【大紀元日本5月23日】不正資金疑惑の渦中にあった韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領が23日朝、釜山近郊の自宅付近の山から転落し死亡した。大統領在任中に秘書室長を務めた文在寅氏は会見で、盧氏は岩の上から自ら飛び降り自殺し、家族あてに短い遺書を残していたことを明らかにした。

 韓国メディアの報道によると、盧氏は現地時間午前6時50分、同国南部の慶尚南道金海市郊外の自宅付近の山から飛び降りた。重傷を負った盧氏は釜山大学の付属病院に運ばれたが、同8時半ごろ死亡した。遺書には「ひどく苦しかった。恨まないでほしい」などと心境を述べたという。

 盧氏は4月から、在任中家族のメンバーらが企業から賄賂を受けた容疑として検察庁の調査を受けていた。4月7日、盧氏は自分のサイトで謝罪書を出し、在任中に家族が不正資金を受領し、債務返済に使ったことを認めた。 4月30日、最高検察機関の喚問を受ける前、「国民に会わす顔がない」とテレビで謝罪した。

 盧氏の突然の死亡は韓国社会に衝撃を与え、自殺の原因が注目されている。

 1946年慶尚南道金海市のある農業者家庭出身の盧氏は、80年代に人権派弁護士として活躍。その後政治家に転身し、2003年に大統領に就任、「草の根大統領」として知られている。

(報道・趙莫迦)