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「李鵬をクビにせよ、これぞ天帝の詔勅なり」=1989年5月19日、北京での戒厳令発表後、多くの民衆は全国人民大会に対して、戒厳令を解除し、李鵬首相を罷免するよう求めた。

天安門虐殺・責任者2人危篤、市民は祝賀の爆竹を準備

 【大紀元日本6月15日】1989年6月4日に起きた六四天安門事件において、学生・市民へ虐殺をおこなった責任者とされる李鵬(80歳、六四当時首相)と陳希同(79歳、六四当時北京市長)が、現在危篤状態に陥っていることが判明した。北京市民は、2人が亡くなった日に爆竹を鳴らして祝うための準備を始めているとされ、公安関係者には緊張が走っている。

 情報筋によると、六四天安門事件で大虐殺を実行させた李鵬と陳希同は、この1年の間に、それぞれ何度も危篤に陥ったという。特に陳希同は、末期癌と心臓病のため自宅療養していたが、この1年間に4度も危篤状態に陥っている。
1998年7月、汚職などの罪により、懲役16年の判決を受けた陳希同。2006年7月、病気療養のために保釈されたとされる。


 一方、李鵬は今回で3度目の危篤状態。現在李鵬の病状は国家機密とされているが、もし彼の死が伝えられれば、全国で、悪意を込めた「祝賀活動」を引き起こす可能性があるとして、公安関係者にはその対応策を講ずるよう通知されているとみられる。

 公安関係者が漏らした情報によると、李鵬が死亡した当日に全国人民が爆竹を鳴らして祝おうという呼びかけが流れており、「悪魔の最期を爆竹で祝賀する」という方法を使って、人民が、北京の統治者に対して政治家への評価を知らせようとしているという。

 現在公安が把握している情報によると、北京では、大為(音訳、ダーウェイ)や天順(音訳、ティエンシュン)などのハイテク企業のオーナーが、30万元(約420万円)以上の費用を出して、李鵬が亡くなった日に従業員全員で爆竹を鳴らすよう働きかけたという。

 その公安関係者によれば、市民が爆竹を鳴らすことは、規定に違反しない限り取り締まることができないため、公安の監視制御対象は主としてデモ活動等の不法行為になるという。

 
(翻訳編集・余靜)




 (09/06/15 08:03)  





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