THE EPOCH TIMES

流行語で読み取る激変の中国(14)

2009年12月02日 05時00分
 【大紀元日本12月2日】

 中国の官僚たちは自分なりの辞書があり、あらゆる言論もその辞書に則って行わなければならない。最近、その内容はまた若干改訂されたという。

 政権を手にして以来、中共は、「思想建設」などと呼ばれる洗脳活動を系統的に行ってきた。洗脳を受けるのは一般庶民に限らず、その任務を担う権力中枢にある官僚たちも洗脳され、かつその第一号となる。

 たとえ、洗脳を受けて完全な「党官」になれなくとも、官僚の第一条件として、「思想は党中央と高度的一致を保たなければならない」や「外部に対する言論は同一性を保たなければならない」などと要求されている。

 それゆえ、彼らは公の場において、思想や行動のみならず、台詞までも標準サイズのものとなり、しかも変化した情勢に応じていっせいに変貌している。

 「順口流」「中共官僚の新辞書」は、こういった官僚たちのセリフを取り上げ、そして上司が部下に対する訓示という口ぶりで作成されたものである。

 これを通じて、中共官僚たちの話術やその趣向の一端が伺えるであろう。次はその前半である。

 「中共官僚たちの新辞書」

 「悪い」は、「よくない」と言いたまえ。

 「不実な報道」は、「企画」と言いたまえ。

 「罰金」は、「法律執行」と言いたまえ。

 「脱税」は、「納税避け」と言いたまえ。

 「値上げ」は、「価額調整」と言いたまえ。

 「成長停滞」は、「零成長」と言いたまえ。

 「成長下落」は、「マイナス成長」と言いたまえ。

 「貧困」は、「不裕福」と言いたまえ。

 「プライバシー売買」(注)は、「個人宣伝」と言いたまえ。

 「風俗嬢狩り」は、「レジャー」と言いたまえ。

 「費用の無断徴収」は、「資金調達」と言いたまえ。

 「官僚」は、「人民の公僕」と言いたまえ。

 

 注:官僚や著名人らのスキャンダルやプライバシーを入手して、本人に金銭を要求したりマスコミに販売したりすることがよくあるが、この頃、中国の官僚や著名人たちは、知名度をアップし利益を得るために、自分自身のプライバシーを売ることもしばしばある。これが「プライバシー売買」と呼ばれている。

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