THE EPOCH TIMES

<中国人ブログ>日本の震災を報道する中国メディアにがっかり

2011年03月25日 10時02分
 【大紀元日本3月25日】日本を襲った痛ましい大震災を世界中のメディアが注視する中、中国の国営テレビCCTVなどの主流メディアの報道姿勢は、中国国民に疑問視されている。ペンネームhegieerさんが13日に発表したブログ記事は、これらのメディアが「憂慮」を煽り、「日本で混乱が起きてほしい」ような報道をしていると批判し、ネットユーザーの間で注目されている。以下はその抄訳である。

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 今回日本で起きた大地震について、CCTVなどの主流メディアは長い時間をとって日本メディアの報道と映像を放送しており、われわれも比較的早く、詳しく日本の被災状況を知ることができた。しかし、これらのメディアのキャスターや招かれた専門家は視聴者をがっかりさせている。彼らは「憂慮」を煽り、「日本で混乱が起きてほしい」ような姿勢を丸出しにしている。

 たとえば、東方衛視(上海政府系テレビ=編集者)の「日本防災救災システムが整いつつも、予報の正確性を高める必要がある」という番組の中で、キャスターは「日本は地震多発の国で、防災救災システムが比較的整っており、その効果も現れているが、彼らは地震の予報に関してかなり立ち遅れており、改善の必要がある」と発言している。しかし、その後、中国の地震予報について、専門家は「地震予報は世界的な難題である」と釈明した。

 正確に予報するのは「世界的な難題」なら、どうして「他人に厳しく、自分に甘く」評価するのだろうか。

 また、昨日のCCTVの国際報道で、地震時に日本の地下鉄が運転停止していることについて、出演している専門家は「ネット上に、これは日本政府が責任を負いたくないために取った措置だという言い方もあるが、これはごく少数の人の意見だ」と語っていた。

 「ごく少数の人の意見」を専門家が重視して、大多数の人がなんて言っているのかはどうして言及しないのか、私には理解できない。大地震の後に、大きな余震が来る可能性が高いのは常識であり、鉄道を停止させるのは一般的な措置なのに、専門家は「ネット上の言い方」と人の口を借りてさりげなく批判するのは卑怯だ。

 昨日の夜の女性キャスターは「東京は荒れ果てている」と言っていたが、この情報はどこから手に入れたんだろうか。私はそんな報道を見たことがない。またCCTV今日もキャスターが「もっと大きな津波が今後また押し寄せる可能性があると専門家は言っている」「専門家は、日本のGDPは1%~2、3%押し下げられる可能性があると分析している」「地震は日本の工業に大きなダメージを与える」「日本の各党が災害予算の補正に同意している。やっと人間本位となった」などと伝えている。被災地の交通状況について、出演した専門家は「復旧がこれ以上滞ると、人々は政府に対し不満を抱くだろう」とコメントしている。

 もっとひどいのは、仙台で起きた震度6の余震についての報道では、現場記者は「揺れすぎてしっかり立てない。頭もくらくらする」と伝えていたが、キャスターの「今どこにいますか?」との問いに、この記者は「あ、京都にいます」と答えていた。キャスターはさらに、「京都でも揺れを感じますか?」と聞いたら、今度はこの記者が「まぁ、そんなに感じません」と答えた。

 キャスターや専門家、記者たちよ、日本の震災後の救援に(違う意味で)がっかりしているのではないか?「憂慮」を作り出し、日本に混乱が起きてほしいのではないか?経済へのダメージについて、米メディアは「数百億ドルの損失」と分析している。これは日本のGDPを1%~2、3%押し下げることになるのか?CCTVは頭を使ってください。

 これらの宣伝は依然と「人を中傷することで自分をアピールする」姿勢を取っている。人間は、自分を認めるのはいいが、人を否定することで自分を認めるべきではない。自分を称えるのはいいが、人を貶すことで自分を称えるべきではない、と私は思う。

(翻訳編集・張凛音)


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