THE EPOCH TIMES

グーグル「国家支援ハッキングに注意」中国当局の悪意を暗に指摘

2012年06月07日 12時46分
 【大紀元日本6月7日】先日、中国在住の複数のメディア関係者と民主人権活動家らは、グーグルが提供するメールサービスを利用中に「ハッキング注意」との警告文が表示され、驚いたという。これは最近、グーグルが中国大陸ユーザーに始めた安全対策の一つで、ここで指す「国家」とは中国を暗に指摘していると見られている。

 グーグルの安全技術担当者によると、同社は「利用者の許可なくログインしようとするなど、悪意ある第三者の活動を常に監視しており、必要に応じて明確な警告を発し、悪者の活動を阻止する対策をとる」という。今回、大陸の利用者が経験したように、こうした状況に陥った場合「警告:国家に支援された攻撃者がアカウントやコンピュータに侵入しようとしている可能性あり」との警告文が表示される。

 今回、中国大陸のジャーナリストや民主人権活動家がこれらの文章を確認しているが、グーグルは「国家に支援された攻撃者」「悪者」「悪意ある第三者」が誰であるかを名指ししていない。著名な活動家・胡佳氏、妻の曾金燕氏、フランスの独立系メディア・フランス24の記者、また外国メディアで働く中国人記者らもこれらの警告文を確認している。

 グーグルはかつて、同社が提供するメールサービス「Gmail」の数百人もの著名人のアカウントに、中国からのハッキング攻撃があったと発表している。また、中国大陸内で「周」「江」などの特定用語を検索した場合、インターネットに繋がらなくなるという問題が起こっているが、これについて数日前、「検索は一時的にGoogleへの接続を遮断する可能性あり。これはGoogle管理外の要因による」との警告文を出していた。

(翻訳編集・佐渡道世)
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