■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/01/html/d38375.html



4度目の地盤沈下でできた深い穴

中国広東省で再び地盤沈下、養殖池が瞬時に消失

 【大紀元日本1月21日】中国広東省梅県石扇鎮のある村では4カ月の間に4度も地盤沈下が起こり、村にある13カ所の井戸と3カ所の魚養殖池が枯れたうえ、100軒以上の家屋に亀裂が入ったという。

 広州日報1月16日の報道によると、梅県一扇鎮の傳屋村村民小グループの村民500人以上が昨年9月17日から今現在まで続く地盤沈下に悩まされており、この100軒ちょっとの村では4度も地盤沈下が発生していると伝えられている。

 現在、傳屋村にある3カ所の養殖池全ての水が消え、池の底には大小の深い穴と亀裂が残っている。深い穴の直径は5m、小さなものは直径50cmほど。また養殖池の近くを走る道路や家屋の基礎、レンガでできた塀にも亀裂が入っているという。

 轟音とともに水と500キロの魚が消失

 村民の傳河芳さんの話によると、彼の家の前には面積1・8畝(ムー:1畝は6.667アール)の養殖池があり、池には満々と水がはられ、市場へ出荷する為に準備された500kg以上の魚が放されていた。6日夕方、家族で夕食を食べている時、突然家の前から「ゴー」という大きな音が聞こえ、続いて水が流れる大きな音が聞こえてきた。傳さんが急いで家の前に出てみると養殖池は泡が噴き出し、魚が跳ね、まるで沸騰した鍋のようになっていた。次の瞬間、池の水と魚の姿は跡形もなく消え、後には直径約5mの深い穴ができていたという。

 この後、彼らは5m以上の竹竿で深さを調べたが底部に竿が着かなかった。現在この穴はトラック10台分以上の石で塞がれているそうだ。

 13か所の井戸が枯れる

 この養殖池から20m以上離れた所に深さ12mの深井戸がある。中ほどの深さのところには水の跡があったが、井戸水はすっかり枯れてしまっている。村民によると、この井戸は、元は深さ6mまで水があったが、6日に起きた4度目の地盤沈下で水が一滴もなくなってしまったそうだ。現在、村にある井戸13カ所すべてが枯れているため、各戸 2km離れた谷間から水を引いて生活用水の問題を解決しているが、非常に不便な状態であるという。

 
(翻訳・坂本)