■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/07/html/d73121.html



中国当局は、五輪前北京市内のモスクにスパイを潜入させ、ムスリム選手らを監視するという=写真は、2007年10月、北京のモスクで(PETER PARKS/AFP/Getty Images)

五輪前12モスクにスパイ潜入、ムスリム選手らを監視=北京

 【大紀元日本7月26日】世界ウイグル代表大会が7月25日に明らかにしたところによると、中国政府は五輪開催前に北京にある12のイスラム教モスクに対して警備を強化し、当局は大量のアラビア語のできる特別工作員を派遣し、信者を装い、モスクの中で中東国家選手たちの礼拝を監視させるという。

 世界ウイグル代表大会スポークスマンのディリシャ氏は同大会の北京情報を引用して、中国政府は最近、北京の東四、牛街、下坂及長営など12のモスクに対して監視・制御を強化し、これらのモスクは五輪開催時に中東国家のイスラム教徒の選手たちが礼拝を行う場所に指定されたと示した。

 ディリシャ氏は、中国当局は一般信者に対して、今回指定された12のモスクへの礼拝を禁止し、反対に、中東国家で勤務した経験があるアラビア語を取得した特別工作員に信者を装い密かにモスクに潜入させていると指摘し、中国当局は、五輪期間中に中東国家スポーツ選手たちが礼拝を行う状況を全面的に監視し、選手たちが話し合った話題内容を書面にて整理し、毎日当局に報告するよう命じたことを明らかにした。

 中国政府は五輪期間中に異なる宗教信仰を保障すると公約したにもかかわらず、特別工作員にイスラム教選手たちの礼拝活動を監視させたことについて、中国当局が公約した保障は信用できない、と世界ウイグル大会は主張している。

 
(翻訳/編集・余靜)