THE EPOCH TIMES

【新紀元】植物にも感情がある(四)

2010年11月08日 08時36分

 生命は奥深いところに本当に内なる連係が存在するのだろうか?バクスター氏の実験から16年が経った1982年、フランスの物理学者アラン・アスペクト氏と彼が率いる研究チームは、ミクロ粒子の間に「量子もつれ(Quantum entanglement)」が存在することを発表した。量子力学の中では、源が同じである2つのミクロ粒子の間には何らかのもつれ関係が存在しており、2つの粒子はどんなに遠く離されていても、どちらかの粒子を動かせば、もう1つの粒子が即時に感じるという。

 量子もつれはすでに世界で行われた多くの実験で実証されており、多くの科学者は量子もつれを、ここ数十年間で最も重要な発見に数えている。その意義は明確ではないが、 哲学界、科学界、宗教界にかなりの影響をおよぼしており、西洋科学の主流思想に対しても大きな衝撃となった。これらの実験結果から、さらに中華民族の伝統思想である「天と人の合一(天と人が一つになる)」、「万物に霊が宿る(生物・無機物を問わず、あらゆる物の中に生命がある)」、「万物に仏性あり」の広域な奥深さも再認識させられた。

 バクスター氏は、援助や予算もない悪条件下で一台のコンピュータといくつかの手紙、自分の社会福祉関係の補助金で研究室を維持した。そして、自然界への畏敬の念を頼りに生命への探求を研究し続け、人類に新しい発見の世界を見せたいと望んでいるという。バクスター氏のパートナーでもあるスティーブン氏は、「全く金儲けにならないのに、彼ほど自分の信念を守り歩み続ける人は本当に稀です。 彼は、金を目的とせず、 世の人々に自分の研究を知ってもらうことを目標として掲げているのです」と高く評価している。

 翌2014年には、バクスター氏は90歳になる。「私にとって9という数字はとても重要です。90歳になったとき、私は自分の全てを捧げることになるでしょう」と語っている。

 訳者注:バクスター氏は、惜しまれつつも2013年6月24日に逝去された。享年89。ご冥福をお祈りします。

(大紀元日本ウェブ翻訳編集チーム)

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