大紀元時報

「党員であることが恥ずかしい」共産党のマイナスイメージは常識に

2016年04月21日 14時00分
「党員であることが恥ずかしい」と多くの共産党員が考えている。社会には党のマイナスイメージが常識となった。写真は4月16日、北京の天安門広場で日よけのために顔を布で覆う観光客の女性(FRED DUFOUR/AFP/Getty Images)
「党員であることが恥ずかしい」と多くの共産党員が考えている。社会には党のマイナスイメージが常識となった。写真は4月16日、北京の天安門広場で日よけのために顔を布で覆う観光客の女性(FRED DUFOUR/AFP/Getty Images)

 国内メディアによると、2012年10月に四川省ある地方の副郷長がお見合いをテーマとしたテレビ番組に出演した時、副郷長が党員で地方公務員と分かった瞬間、出演した24人の女性は皆、拒否した。

 ネットユーザー@TeYu Houは「国民は、共産党に入党したいという若い人は頭が悪いか、あるいは詐欺師かのどちらかだと思っている。大体頭の悪い人は少ない。詐欺師が多い」とした。

 一方、中紀委は党員の党費納付問題について、機関紙「中国紀検監察報」で2回も評論記事を発表した。4月2日に発表した記事では、一部の国有企業の党員幹部が高い給料を受け取っていても、規定に沿って党費を納付しないという現象があると指摘した。また翌日の3日に、中紀委は同公式サイトの「学思践悟」のコラムにおいて、「党員幹部が組織を信じ、組織に忠誠を尽くし、どんなことがあっても自ら組織に対して全部話すべきだ」とした。

 これに対して、大紀元の時事評論員・李林一は「中国共産党の話は逆の観点で見る必要がある。彼らが何かに言及したとき、それが彼らにとって欠けている部分を意味する。中紀委の記事では、党員の党費納付延滞と党員が組織の活動に参加しない状況が非常に深刻になっていると読み取れる」と分析した。

 香港誌『争鳴』4月号によると、中国共産党中央組織部は3月16日、定年退職した党員幹部に対して、中国共産党章の規定に従い、毎月の組織生活に参加するように呼びかけている。病や用事などの理由で参加できない場合、改めて欠席の手続きをしなければならないという。報道によると、ほぼ半数の定年退職した党員幹部が組織の活動に参加していない。

 中国軍元大将の次男である太子党の羅宇氏は以前、「今日の中国共産党は如何なる信仰、理想も全く持たなくなった。今入党したいと思う人たちは利益のためだけだ。党員の『利益』とは何か。汚職できるよう高官になりたい、ということだ。思う存分カネを貪ってから海外に逃げ出せばいいと思っているから」と指摘した。

 中国共産党はイデオロギー的にすでに破滅しており、政治的信頼も失っている。深刻な信用危機と合法性を問われる危機に陥っている。国民が共産主義をもう全く信じていないことも事実だ。

 世論からみると、大多数の国民は中国共産党が崩壊しそうになったと認識していることが分かる。中国共産党も崩壊の危機がますます深刻になっていることを認識している。

 英フィナンシャル・タイムズによると、2013年新たに中国共産党に入党した人の人数が240万人で、12年と比べて25%減少し、03年以降入党人数が最も少ない年となった。また、13年地方公務員試験を受けた人も前年比12.3%減少した。

 共産党関連組織から離脱した人を集計する組織「退党網」によると、今年4月12日までにすでに2.3億の中国人が中国共産党、共産党青年団と少年隊から脱退を表明した。

(翻訳編集・張哲)

関連キーワード
^