■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/03/html/d11757.html



天安門広場を警らする武装警察官=2008年3月18日(Photo by China Photos/Getty Images)

北京五輪期間中、天安門での生放送禁止か

 【大紀元日本3月23日】今年8月の北京オリンピック期間中、中共当局は天安門広場からのテレビの生放送を禁止する可能性があることをAP通信が伝えた。チベットの抗議事件の影響を受けたのか、当局は北京天安門でのデモ活動の発生も懸念しているようだ。19年前、天安門広場で平和な抗議活動に従事していた学生及び市民を、中国当局が虐殺する事件が発生し、世界を驚かせた。

 AP通信によると、もしこの生放送禁止措置案が最終決定を通れば、8月8日から24日までの期間、天安門広場前での生放送権を数億ドルも掛かけて購入した米テレビ局NBCを始め、数々の世界主要メディアに混乱をもたらすことは必至だ。

 北京当局が以前、オリンピック開催の条件として外国メディアに対して報道規制の緩和を約束したにも関わらず、現在この約束を見直そうとしている。同時に、政府が、反政府抗議行動が起きているチベット地域に軍隊を投入し、さらにそこから遠く離れた多くの都市、空港や娯楽施設などでも警備を強化している。

 これらの強硬手段に訴えることで、中国共産党政権は、北京五輪開催資格を手に入れる条件として当初国際オリンピック委員会に約束した「北京五輪は、中国でさらなる開放を促進する」ことを反故にしてしまうとAP通信は指摘している。

  
(翻訳・坂本 編集・肖シンリ)