■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/12/html/d72575.html



中国、外貨準備の運用を分担すべき=社会科学院研究所長

 中国社会科学院金融研究所の李揚・所長は、1兆ドルを超える同国の外貨準備について、その運用の一部を財政省が担当すれば、政府は独立した金融政策を行うことができる、との考えを示した。

 13日付の中国証券報に掲載されたコメントで明らかにした。

 同所長は、外貨準備の運用を分担すれば、外貨準備がマネーサプライに及ぼす影響は抑制されると指摘。

 国内のシニアエコノミストの間には、外貨準備をより効率的に運用するため、国有の投資機関を設立すべきと主張する声もある。

 同所長は「財政省が外貨準備の運用を監視するうえで良い点は、外貨準備とマネーサプライとの直接的なつながりを阻むということだ」と指摘。

 さらに、為替相場の変動が金融政策に与える影響も緩和し、政府による一段と独立した金融政策を可能にすると説明。「国内経済を微調整する能力も強化される」と述べた。

[北京 13日 ロイター]