イランと北朝鮮の金融面でのつながり、ミサイル技術拡散の恐れ=米財務省
米財務省のレビー財務次官(テロ・金融情報担当)は9日、ミサイル技術や大量破壊兵器の拡散を助長する可能性があるイランと北朝鮮の金融面での結び付きに対し、懸念を表明した。
財務省はこの日、イランの国営銀行「バンク・セパ」との取引を禁止する金融政策を発動。また、同行が、イランの航空宇宙産業機構(AIO)と北朝鮮の弾道ミサイル輸出の主要機関である、コリア・マイニング・デベロップメント・トレーディング・コーポレーション(KOMID)との取引を支援したとの見方を示した。
レビー財務次官は、「われわれは、こうした北朝鮮およびイランとの取引に関わっているかもしれない金融仲介機関の結びつきを懸念している」と語った。
[ワシントン 9日 ロイター]
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