■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/02/html/d74599.html



広東省出稼ぎ農民の第二次帰郷ラッシュ

 【大紀元日本2月19日】旧正月が過ぎて間もない時期、広州駅では“第二次帰郷ラッシュ”が起きている。帰郷していた外省の出稼ぎ農民が休みを終え広東省に戻った後、給料が減らされたのではなくすでに工場が閉鎖されていることを発見し、しばらく故郷へ戻るか、あるいは南から北へ、北西部の発展した都市へ向かうことを選択した。

 信息時報によると、ここ最近広州駅では二度目の帰郷旅客が増加。記者が帰郷二度目の出稼ぎ農民に取材し、彼らの多くは給料未払いや減少、あるいは失業して故郷に帰るということを発見した。

 広東省中山市の食品工場で働いていた李明理さんはこの工場で働いて4年、収益もよかったと話す。「でも戻った後、社長は他の工場が経済情勢の影響で従業員の賃金を減らしているのを見て我々の賃金を減らしたのです。元もと1カ月1700元だった賃金は、今では1050元になってしましました」

 また、本来は新年になってから(働いている工場に)戻るかどうか決めているが、自分の中ではこの”良い仕事”をキープできればうれしいと思っていたところに思わぬ冷水を浴びせられたと李さんは話している。「毎月700元も賃金が少なくなってしまったら辞めるしかありません。でなければ家族を養っていけません」

 李さんは江西省の家に戻り、ほかの人と共同で養殖をやるつもりだが、収入はきっと今の給料ほど悪くないだろうと話した。

 李さんのように収入が減り広東省を離れる出稼ぎ農民は少なくない。しかし多くの人々は暫く金融危機がもたらした影響を避けるため、しばらくの間、広東省を離れることを考えている。広州駅東発健所で汽車の切符を購入し帰郷する張さん夫婦は、元は東莞の電子工場で仕事をしていた。現在、工場の収益が悪く、間もなく生産が止まり従業員の給料を支払う事が出来なくなることになったため帰郷せざるを得なくなったという。「今後は故郷を通じて広東省の他の工場で自分に合った職場を探します。やはり広東省に戻って仕事をしたいのです」

 一部の出稼ぎ農民たちは、もし珠江デルタや長江デルタで仕事が見つからなければ、北西部の都市などを含む発展していない地方で仕事のチャンスを探すと話している。

 
(翻訳・坂本)