7月4日、中国移動によるミリコム・インターナショナル買収計画断念は親会社幹部による反対が理由だったことが明らかに。写真は3月に北京市内で撮影した同社看板(2006年 ロイター/Claro Cortes IV)

中国移動、親会社幹部の反対でミリコム買収を断念

中国移動がルクセンブルクに拠点を置く携帯電話会社ミリコム・インターナショナルの買収計画(53億ドル規模)を土壇場になって断念したのは、親会社幹部が僅差で買収案を拒絶したためだという。業界関係筋が4日明らかにした。

 中国移動の幹部はコメントを控えているが、交渉に詳しい業界筋によると、中国本土の親会社の幹部7人のうち4人が買収案に反対したという。別の関係筋もこれを確認している。

 新興国を中心に事業展開するミリコムは3日、中国移動の買収案が魅力的な提案ではないとし、同社との交渉打ち切りを発表した。交渉が成立していれば、中国企業による過去最大規模の外資買収となるはずだった。[ロイター4日 香港]