■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2008/04/html/d10916.html



パリに到着した北京五輪せい火は大規模な抗議活動に遭い、ランナーの安全の為にせい火は消されバスで運ばれた(JOEL SAGET/AFP/Getty Images)

パリ:せい火は消されバスの中へ

 【大紀元日本4月7日】パリに到着した北京五輪せい火は現地時間7日午後零時半、リレーはエッフェル塔からスタートしたが、大規模な抗議活動に遭い、ランナーの安全の為にせい火は消されバスで運ばれた。地元警察が3000人を配置して秩序維持を図るという異常な事態となった。

 せい火リレーランナーは、エッフェル塔を200mほど離れた地点で抗議者による妨害に遭った。せい火はセーヌ川沿いのコースをリレーしていたが、抗議する人々がチベット旗を掲げ、この時リレーは中断された。パリ警察が安全を考慮し、せい火は2度も消されバスで運ばれた。

 先日、ロンドンで行われたリレーも、せい火は同じように多くの人権団体による抗議に遭い、非常に混乱している場面も見られた。リレーの途中、ある抗議者がせい火を奪おうとしたり、消火器を使ってせい火を消そうとして警察に制止された者もいた。

 この五輪せい火の為に、パリ当局は3000人の警察官を動員し、秩序維持に努めた。

 国境なき記者団は先日、「オリンピック尊重」の原則の下「象徴的で、人の注意を引くため」の抗議行動を行うと発表している。

 北京五輪せい火は開始以来抗議が続き、3月24日アテネで行われた採火式では国境なき記者団が会場に現れ、抗議スローガンを示した。チベット支持者も頻繁にチベット旗を出し、せい火リレーを阻止したため、警察との間に衝突が起きている。

 パリはせい火リレー5番目の都市で、リレーランナー80人が全長28kmのリレーを完走するはずだった。

 リレーは、パリの次は米国サンフランシスコをまわり、その後アルゼンチンのブエノスアイレスへと続いてゆく予定。

 
(翻訳・坂本)