■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/09/html/d66951.html



足に障害を持つ姉を背負う妹(ネット写真)

ドキュメンタリー:中国四川省、中学生の姉妹愛

 【大紀元日本9月24日】「華西都市報」は先日、四川省に住む姉妹の感動的な物語を報道した。

 四川省隣水県豊禾中学校に通う王利さん(16)は、生まれた時から両足が先天性発育不全で、歩くことができない。家庭は貧しかったが、決して人に頼らない性格で、利発で人に好かれる子供だった。小さい時からなるべく自分のことは自分で行い、両足は擦り傷にならないよう、タオルを両足にあて、両手で這って移動した。

 王利さんの妹、王琴さん(14)は、140センチで35キロという小柄な体型。幼少の頃から姉の面倒をよく見る、献身的な女の子だ。王琴さんが小学校3年生の時、両親は出稼ぎのために家を離れた。それから毎日、雨の日も雪の日も、8歳の妹は姉を背負い、自宅から3キロ離れた学校まで往復して通ったという。

 2007年、姉が入学した豊禾中学校は自宅から8キロも離れていたことから、2人は学校で寮生活を始めた。妹は、寮でもトイレ、食事、買い物、風呂など、姉の面倒をよく見ている。

 大変な苦労を背負った姉妹だが、学校の成績は常に上位で、期末テストでは必ずトップ10に入るという。王利さんの担任によると、姉妹はクラスメートととも仲が良く、積極的で明るい性格だという。妹の王琴さんは、これからも勉強に励み、姉と同じ高校と大学に進学し、姉の面倒を見続けると話している。

 姉妹の自宅には電気がなく、石油ランプで生活していることを知った豊禾中学校は、王利さんに車いすを贈り、2人の学期毎の寮費など、およそ4万8000円を免除したという。

 担任の唐先生は「クラスメートは、姉妹の精神力の強さ、明るさ、勤勉さに心を打たれた。生徒たちは、競って王利さんの面倒をみている」と話している。

(翻訳編集・豊山)