■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/10/html/d83842.html



人と人との付き合いは、相手の長所をよく見ること、短所は見ないようにすべきだ(大紀元)

結婚相手をいかに観照できるかがキーポイント

 【大紀元日本10月15日】

 長年、周りのカップルたちを見て、私はあることに気づいた。最初,相手を好きになったその理由が、実は意外なことに別れる原因でもある、ということだ。

 休暇を利用してカナダにいる両親を見舞い行く飛行機の中で、女性同士の気安さかもしれないが、隣席の女性が私に結婚生活の愚痴をこぼした。

 「結婚して十数年になりますが、もう我慢できない、主人と別れることを決心した」と言った。

 その時の彼女の顔は表情がなく、顔つきは決然としていた。「どうして」と私は不思議に思い、質問した。

 彼女は急に火がついたように激しい表情になった、「結婚してから、主人は出張か残業でほとんど家にいないし、夕食も週に一回か二回しか家で食べない」彼女は不満を募らせているような感じで「昨日、私は本当に怒った、主人に息子は今度何年生になるのか、わかっている?と聞いたら本当に答えられなかった。こんなにも家庭を顧みない主人と一緒にいるのはもう耐えられない」

 私は彼女が少し前に言ったことを思い出した。二人は長距離恋愛でしかも長い間付き合いを重ねて結婚したとか。思わず好奇心で「どうして彼との結婚を決めたの?」と聞くと彼女は「その時の彼は仕事に一所懸命で将来必ず出世できると信じ、彼についていけば、いい生活ができると思ったので結婚した。でも、意外にも結婚後彼はすっかり変わってしまって、こんなに家庭を顧みない主人になるとは思わなかった」と答えた。

 ここまで聞いて、それはまさに「期待と裏切り」のラブストーリではないか。今まで私は色々な話を聞いてきたが、多くの夫婦の結婚した理由が正に離婚の原因になっている。

 この例でわかるように、よく考えてみてください、この話の中の彼は本当に変わったのでしょうか。最初からずっと変わっていないのではないか、結婚する前の仕事人間が、結婚後に家庭を顧みない夫になったのでしょうか。これはあくまでも彼女の感じ方と考え方から来ているではないでしょうか。

 多くの場合、本当に変わったのは相手ではなく、自分自身の相手を見る角度が変わったのである。

 うまくいっているカップルは愛情の達人で、彼らは明瞭で、万事にわたって長所がある。同時に相対的な欠点もある。私達は結婚前によくその長所だけを見て結婚し、その後、長所を見ず、マイナスの影響だけを見ている。

 友人の一人が付き合っていた女性と別れたばかりで、別れた原因は彼女がむやみに金を使い、限度をわきまえなかったという。なぜ彼女を好きになったか聞くと、彼は「深く考えもしなかったし、彼女はきれいでおシャレでセンスが良かったから」と言う。

 みなさんもわかるように女の子はおしゃれにはお金を使うもの。同じことではないか。ほほほ!だからちょっと油断すると、2人の手を繋ぐ理由がそのまま別れのきっかけになっている。始めは心を動かされた個性もすぐに人を悔やませるいやな悪癖になる。

 このような例は実に枚挙にいとまがない。

 もし一人の人間が「勤勉節約」であれば、見方によっては、けちにも見えるかもしれない。人の面倒見がいい場合は、口やかましいともとらえられる。このように考えると、ぱっと心が明るくなっていくのではないか。男女の付き合いの中で、相手に対して不満をもつことによって、相手を責めたくなる時には、まず時間をかけて自分自身を振り返り、どうして最初相手に引きつけられたのか、今になってなぜ見方が変わったのかと考えるといい。

 この原理をうまく利用し、悔やんで心が動くことなく、愛情たっぷりの幸せな結婚生活を作り出すことができる人もいる。

 台湾の女友たちが35歳の時に結婚話があった。相手の男性は年とった母親と四人の弟達と同居するという条件だった。この話を聞いて、周りの人は皆反対し、彼女によく考えて返事をしたほうがいい、と忠告したそうだ。しかし彼女は異なった見方をした。「こんなに親孝行な男の人なら、きっと良いお父さんになれる」と信じた。そして彼女は喜んで「家庭を大事にする」彼のところに嫁いりした。

 結婚後、彼が母親に意見を聞いたり、母親の見方をしたりしても、彼女はいつも自分の気持ちを整理して、彼の決断を理解し、「問題ないわ、あなたと一緒に家族の手伝いができて、うれしいことだ」と考えた。

 だから私たちの半分は愛しいものか、半分は憎いものであるか、実は私たち自身の態度と最も関係があって、相手に対する見方によるものである。どんなに優秀な半分でも、あら捜しをするだけならば、憎くなるだろう。相手の良いところを多く見ることで、あなたのその半分が魅力にあふれる、いとしいものになるだろう。相手をいかに評価することができるか、それによって生活の中に多くの感動を作り出すことができ、憎しみはなくなるだろう。

 相手をいかに評価するか、それによって生活の中に多くの感動を作り出すことができ、憎しみはなくなることだろう。

(翻訳編集・中田理奈)