■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2006/07/html/d21378.html



7月27日、イスラエルは激しい攻撃続行、レバノン政府は死者が最大600人に上る可能性指摘。写真はベイルート沿岸で油の除去作業に当たる人。イスラエルが発電所を爆撃し1万―3万トンの油が地中海に流出(2006年 ロイター/Jamal Saidi)

イスラエルは作戦続行、レバノンは死者最大600人か

 レバノンでのイスラエルとイスラム系シーア派民兵組織ヒズボラとの戦闘が16日目を迎えた27日、イスラエルが激しい攻撃を続け、レバノン政府は、戦闘開始からの死者が最大600人に上る可能性があるとの見解を示した。

 イスラエルの内閣は、ヒズボラのロケット弾攻撃を食い止めるため、本格的なレバノン侵攻よりも空爆や局所的な地上戦を展開する戦略をとる方針を選択。

 あるイスラエル軍幹部は、ヒズボラがすでに大規模なダメージを負っているとし、軍事作戦の停止はない、との見解を示した。最大1万5000人の予備役に招集を命じる、ともしている。

 一方、レバノンのモハマド・ハリファ保健相は、これまでにイスラエルの攻撃で死亡した人の遺体401体が病院に運び込まれた、としたうえで「このほかに、150─200人分の遺体がまだがれきの下に埋まっている。そうした場所は、まだ戦闘が続いているため、掘り出すことができない」と述べた。

 ロイターのまとめでは、レバノンの死者は少なくとも445人。うち大半が民間人。イスラエル側の死者は51人で、うち18人が民間人。

(ロイター7月27日=ベイルート)