 | 7月25日、イスラエル軍が国連レバノン暫定軍の基地を空爆、4人死亡。写真は24日、レバノン南部の国連拠点にけが人を運び込む兵士ら。提供写真(2006年 ロイター/UNIFIL Press Office)
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イスラエル軍が国連レバノン暫定軍の基地を空爆、4人死亡
国連は25日、イスラエル軍が同日、レバノン南部に駐留している国連レバノン暫定軍(UNIFIL)の基地を空爆し、同軍要員4人が死亡したことを確認した。
アナン国連事務総長は国連本部で声明を発表し、イスラエルは国連要員を攻撃しないとのオルメルト首相による個人的な保障にも関わらず、同基地への攻撃は行われたとした上で、イスラエルに対し、同基地が意図的に狙われたか調査するように要求した。
国連本部の広報担当者は「同基地に爆弾が落とされ、4人の監視員が死亡した。現在のところこれ以上詳細な情報は持ってない」と述べた。
エルサレムのイスラエル軍報道官は、空爆報道について軍が調査していることを明らかにした。
また、ライス米国務長官に随行してローマを訪れている国務省当局者によると、イスラエル側は、同基地への攻撃は事故だったと説明しているという。
(ロイター7月25日=ベイルート)
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