■大紀元日本 http://www.epochtimes.jp/jp/2009/06/html/d69634.html



5日、サンクトペテルブルグ経済フォーラムで、新基軸通貨について言及するメドベージェフ露大統領(MIKHAIL KLIMENTYEV/AFP/Getty Images)

米ドルに変わる新基軸通貨誕生か BRICs首脳が16日に協議

 【大紀元日本6月12日】輸出産業により経済発展を遂げてきたブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国(BRICs)の各国首脳は、世界経済危機に対処する為、新機軸通貨「スーパー通貨」の案を入れた協議を行う。

 新華社通信は10日「胡錦涛国家主席ら4カ国首脳が16日に、ロシアのエカテリンブルクで初の首脳会談を開く」と報道。この会談では胡主席のほかブラジルのルラ大統領、ロシアのメドベージェフ大統領、インドのシン首相が出席する。

 中国外交部の何亜非次官は9日「各国首脳らは同会談で国際金融システム改革、主要20カ国(G20)会議の強化、食料・エネルギー安保、気候変動などを議題に意見を交わすだろう」と述べた。

 今回のBRICs首脳協議の焦点は、現行の基軸通貨の米ドルに代わる「スーパー通貨」について。先日ロシアのサンクトペテルブルグで行われた国際経済フォーラムでも、メドベージェフ露大統領は、将来的に新たな基軸通貨を創ることは可能だとの認識を明らかにしている。また、中国とブラジルは先月、2国間貿易の決済にドルを使用しない方法を探る可能性に言及した。

 世界の人口の42%を占めるBRICsの国内総生産(GDP)規模は世界の15%に達する。世界経済に対するBRICsの影響力が大きいという点から、今回の首脳会談は注目を浴びると見られる。

 
(報道・飯村)